やる気ない看護学生に告ぐ! ~選んじゃいけない!転職に不利なのはこの病棟!~
自分が看護師に向いていないとわかってしまったけど、入学してしまった以上もうどうしようもない!と焦っている看護学生の皆さん!
こんばんは! 一緒に楽になりましょう!青海波です!
今回は、表題の通り、クリニックや健診センターなどに転職しにくい科や病棟についてお話しさせて頂きます!
将来は日勤だけの職場に勤めたい方!必見ですよ~!
①大学病院
看護大学や看護学部が乱立している今、付属の大学病院に入職する方も多いかと思います。
しかし、個人的に、将来クリニックや健診センターなど、日勤のみの職場に勤めるつもりなら、私は大学病院で働き始めることは得策ではないと考えています。
何故なら、二次医療ならまだしも、三次医療まで担うような高度な病院は、採血やサーフロー挿入などの手技を、医師が行ってしまうことが多いからです。
重症患者に対するアセスメント能力は身につくかもしれませんが、はっきり言って、クリニックや健診センターでは、そこまで求められない技術です。
丁寧にアセスメントするよりも、採血や点滴などの手技を活かして、大勢の患者や利用者を捌く必要があります。
ですから、新卒で大学病院に入ってしまい、後にクリニックや健診センターで働こうと思っても、採血やサーフロー挿入が出来なかったり、苦手意識があったりすると、他のスタッフに教えてもらわなければならないので、面倒だと思います。
だからこそ、将来クリニックや健診センターなどに勤めようと思っている方は、最初は大学病院で働くことを選ばない方が賢明です。
②小児科
小児科は、数多ある科目の中でも人気のある科の一つだと思いますが、将来クリニックや健診センターなどに勤めるつもりであれば、やめておいた方が無難でしょう。
何故なら、こちらの科目も、採血やサーフロー挿入などの手技を、医師が行ってしまうことが多いからです。
やはり小児は成人と違って血管が細いので、看護師が行うより医師が行う方が確実だ、ということで看護師より医師が行うことの方が多いです。
しかし、当たり前ですが、これではクリニックや健診センターの業務で必要な採血やサーフロー挿入などの手技が身に付きません。
出来る限り希望することは避けましょう。
③療養型病院・病棟
第二新卒の転職先として、よく挙げられるのが療養型病院・病棟です。
長期入院の患者が多く、看護の基礎をゆったり学べる、というイメージが流布しています。
しかし、それは間違いです。
確かに、採血やサーフロー挿入などの手技は学べます。むしろ、バンバンやらされます。
だけど、それ以上にデメリットの方が多いです。
一日の受け持ち患者の人数が、基本的に10人以上になります。
色々な病気を持つ方がごちゃ混ぜになって入院されているので、一つ一つ整理しなければならず、一人一人の患者を把握するのがとても大変です。
しかも、寝たきりや認知症、糖尿病、がんなど、介護度の高い患者が多く、ハッキリ言って疲弊します。
学生時代に『傾聴が大事』『コミュニケーション』『QOLの向上』などと綺麗事看護の考え方を教わっているとは思いますが、それがことごとく全て裏切られ、高齢化社会の片棒を担がされているような罪悪感を感じる羽目になります。
絶対に絶対に新卒で療養型病院・病棟に行くのはやめましょう。
以上!クリニックや健診センターなど、日勤の職場に転職することに不利な病院や科目を挙げさせて頂きました。
この記事が、少しでも、悩める看護学生の方に届けばいいな、と思います。
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