海のまにまに

社会人三年目看護師の青海波の備忘録。転職3回、辞めたい、やる気ない看護師のための生存戦略について書きます。ついったー→@M3TrEpFEYj8F0ac

採血が上手に出来る方法!これであなたも出来るかも!

 こんにちは!青海波です。

 少し間が空いてしまいましたが、生存しております。

 

 とりあえず、本業は採血屋なので、今回は看護師らしい記事をまともに書こうと思います。

 

 採血に対して自信のない方が、少しでも自信を持って頂けるように、青海波なりのポイントを書いていきたいと思います。

 

 

①迷わない!

 

 はい、これ一番大事です。

 とにかく、穿刺する血管に対して迷わないことがめちゃくちゃ大事です。

 迷っていると、80%の確率で手元が狂います(当社比)。

 「失敗したら、患者さんが可哀想」とか、そんなことは思わなくて大丈夫です。

 

 患者さんとか、「練習台」ぐらいに思って頂いて結構ですから(笑)

 

 初心者とか採血に苦手意識のある人はそのくらい気を楽にしないと逆に刺せないと思います。

 自分が痛い訳じゃないんですから、失敗したっていいんですよ(笑)

 失敗しても、誰かに変わってもらえばいいですし。

 

②血管探しは念入りに!

 

 で、①のような状態に自分を持って行くためには、より入念に血管探しを行う必要があります。

 太い血管を探すことはもちろん、血管をより浮き上がらせることも重要です。

 

 腕の向きを変えたり、肘枕の高さを調節したり。

 腕は心臓より下になるように設置し、真っ直ぐ張るようにするのが定石ですが、逆に腕を張り過ぎてしまっても、血管が張り過ぎてしまって上手く浮き出なくなることもあります。

 もし可能なら、肘枕はフェイスタオルなど、高さが調節しやすいもので代替するのもいいかもしれません。

 また、指先が冷えていたら、温めることも大切です。

 カイロとか、お湯で温めたタオルを握ってもらったりするだけでも随分違います。

 

 あと、血管選びは、まず正中を選ぶのが一般的ですが、内側だろうが正中だろうが外側だろうが、自分が見やすい、刺しやすいと思った血管が一番ですね。

 無理して正中を選ぶことは全くありません。

 刺せればいいんです。刺せて血液取れればそれでいいんです。 

 

 あ、でも、外側は見えやすくても血管が逃げやすいので、きちんと上から押さえて刺すことが大切ですけどね。

 

 迷わないためには、迷わないような状態を自分で作ることが大切ですし、焦らず時間をかけて整えていくことは何も悪いことではありません。

 それで他の人から何か言われても、誰も責任は取ってくれないので、マイペースを貫くことが大切です!

 

③刺す時は先っぽだけ!

 

 私は採血の練習を始めた当初、勘違いしていたことがあります。

 

 それは、

 

「刺すからには、針を奥まで入れ切らなければならない!」

 

 ということです。

 

 でも(案の定)、内出血が頻繁に起こり、失敗ばかりしてしまっていました。

 

 そこで先輩方からアドバイスされたのは、

 

「そんなに針を奥まで入れたら、血管が張り付いたり、血管を貫通してしまったりするから、針の先で血管に穴を開けるイメージでやってみて」

 

 ということでした。

 

 そして、それからは「奥まで針を入れ過ぎて失敗する」ということは無くなりました。

 

 そうなんですよね。血管なんて、ちょっと穴を開けさえすれば、すぐ血が出てくるんですよね(当たり前ですが)。

 なのに、そこを勘違いして、「針を奥まで入れなきゃ!」なんて思っていたのが間違いだったのでした。

 

 ……、まぁ、こんなことは私だけなのかもしれませんが、もし、針の入れ方で四苦八苦されている方がいらっしゃれば、ご参考までに、お願いします。 

 

 

 以上!これが、青海波流の『採血が上手に出来る方法!』でした!

 少しでも参考になれば幸いです。

 

 では、本日はこれにて。

 

   

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