海のまにまに

社会人三年目看護師の青海波の備忘録。転職3回、辞めたい、やる気ない看護師のための生存戦略について書きます。ついったー→@M3TrEpFEYj8F0ac

献血看護師のススメ!

 こんにちは!青海波です!

 辞めたい看護師の皆さん、お疲れ様です☆

 本日は献血看護師について語ろうかと思います! 

 

 普段、皆さんは献血ルーム献血バスで働く看護師って、どんなイメージがありますか?

 「ベテランが多そう…」

 「パートの主婦が多そう…」

 「採血が苦手だと務まらないんじゃ?」

 とか思っていませんか?

 

 そもそも、献血看護師自体、その仕事内容とか、あまり情報がないんですよね~。

 結構身近で、誰でも知っている看護師の就労先であるのにも関わらず、悲しい話です……。

 

 でも、病院で疲れた看護師の方にはうってつけの職場だと思います。

 

 青海波の友人からの情報なので、確実☆ですよ!では行きますね! 

 

 

メリットその1~勤務帯は日勤のみ!~

 ご存知と思いますが、勤務帯は日勤のみです。

 各地の献血ルーム献血バスと勤め先には選択肢が二つありますが、どちらも日勤のみの勤務になります。

  正直、ルームごと、献血バスでは派遣先ごとに時間帯は多少ズレますが、夜勤は絶対ありません。

 強いて言うなら、ルームは営業が19時までのところとかありますので、その後の片付けとか含めたらだいたい帰宅時間が20時ぐらいになるかな……って感じですね。

 でも、だいたい大きなところだと、シフトが早番や遅番に分かれているので、病院みたいな長時間労働にはならないんだとか。

 献血バスでは、色々なところに行きますので、どちらかというと勤務時間そのものより移動時間で左右されるかな?とのことでした。

 

 そんなわけですので、日勤と夜勤のサイクルにへとへとになっている看護師の方には最適なんじゃないかと思います!

 

メリットその2~命に関わることはない~

 献血看護師が対応するのは、献血者、すなわちドナーさんの方々です。

 なので、皆さん健康な方々!病んでいる人を相手にすることはございません。

 

 もちろん、献血をするにあたって、気分が悪くなってしまう方々もいらっしゃいます。その場合は血圧測定したり、観察したり、場合によっては点滴対処しなければいけません。

 重症な方だと、失神してしまったり、嘔吐してしまったりする方もいらっしゃるんだとか……。

 

 でも、死ぬことはございません!(笑)

 

 皆さん、立って歩いて話せる方ばかり。病院のように、自分の苦痛を訴えることもままならない方達を相手にするわけではありません。

 

 その点、病院よりは気楽だと思います。

 

メリットその3~新人教育が手厚い~

 これはすごいと思いました。

 入職してから1か月は、指導者が付きっ切りで付いていてくれるらしいです。また、赤十字社という大手だからこそ、研修のカリキュラムもきちんとしているんだとか!

(まぁ、そこが面倒な部分もあるんだけど……とは言っていましたが)

 

 採血も、最初は太くて良く見える方を回してくださるので、やりやすかった、とのことでした。

 そもそも、献血はその方の一番太い血管を選んで行うので、正中とかで取れるのが嬉しいところですよね。サーフローみたいに、腕が動かしやすい位置とかあまり考える必要がありませんからね……。

 

 中には、前職がNICUで、採血未経験で入職された方もいたようです。

 それでも働けてしまうんだからすごいですよねぇ。

 

メリットその4~結婚や子育てしている方も多いです~

 なんと言っても、このメリットも強いです。

 ベテラン以外でも、若くして入職された方もいるそうですが、だいたい結婚を機に入職された方が多いそうですね。 

 友人の職場でも、産休を取って復帰された方もいたらしいですし。

 あと、時短勤務をされている方もいたり、シフトも調整してもらえたりしている方もいらっしゃるそうです。

 子育てや既婚者にも優しい職場だと思われます。

 

 さて、ここまでメリットを上げさせて頂きましたが、デメリットも紹介させて頂きます。

 

デメリットその1~給料は病棟より落ちる~

 やはり、夜勤が出来ない職場の宿命なのでしょうか、給料は病棟よりは下がってしまいます。

 特に、献血ルームだと、だいたい定時で帰ることが多いですから、残業代もあまりつかないらしいです。

 ただし、献血バスだと、移動手当が出たり、そもそも早出をしたり定時に帰れなかったり、色々時間通りには動かないことが多いので残業代が多く、病院にも劣らない給料になるそうですが。

 

 あと、これは地方にもよるのですが、入職して一年間は正社員ではなく非正規扱いになるので、月給ではなく時給で給料が換算されるらしいです。

 なので、休む時はがっつりそのまま給料が引かれてしまう、という難点はあります。

 

デメリットその2~技術は衰える~

 もちろんですが、採血以外の手技は衰えます。

 基本、採血しかしないので、サーフローとか、その他諸々の手技は衰えますね。

 たま~に心電図を取ることもあるみたいなんですけど、やっぱり基本しないので衰えます。

 成分採血と全血採血の手技の違いはありますし、検診時点の採血もありますが、一度覚えてしまえばあとは繰り返しだそうです。

 青海波みたいに、新しいことをあまり覚えたくない方にとっては、かなり魅力的だと思います♡

 

デメリットその3~時間が不規則~

 これは献血ルームというより、献血バス特有の問題ですね。

 献血ルームは時間が定まっていますが、献血バスは不規則です。

 派遣先によって出発時間が違うので、場合によっては7時出発、なんていうのもあるらしく、しかも先輩方は5時ぐらいにバスセンターにいて準備を始めているんだとか……。

 

 なんだか怖すぎですね!(´;ω;`)

 

 友人は車の免許も持っていないので、今のところは免除してもらっているみたいですけど……こういうブラックさは検診車と変わりませんねぇ……(遠い目)

 

 

 以上、献血看護師について書かせて頂きました!

 色々とデメリットもありますが、合う人には合う職場だと言っていましたよ!

 また、時間的余裕がある人が多いためか、病院よりは性格荒んでいる方も少ないみたいです(笑)

 

 この記事にピンと来たら、献血看護師、考えて頂いてもいいのではないでしょうか?