海のまにまに

社会人三年目看護師の青海波の備忘録。転職3回、辞めたい、やる気ない看護師のための生存戦略について書きます。ついったー→@M3TrEpFEYj8F0ac

看護師は自分を守るルールを知っておいた方が良い

 こんにちは!既に記事のタイトルで結論が出てしまっていますね!

 有毒看護師アカウントから徐々にプロレタリアちっくなアカウントに変わりつつある看護師垢のアルターエゴ、青海波です。

 

 Twitterのタイムラインは日々辞めたい看護師達の嘆きで阿鼻叫喚なわけですが、そういう状況をどうにか改善したいというか、私が感じたあの絶望を味わう人を少しでも少なくするにはどうすればいいかなぁ、と一人で色々模索しちゃっているわけなのですが、

 それに対して、病院自体のシステムとかコストとか、そこら辺から理解する必要があるのではないか、と色々色々悩みまして、

 最寄り駅のわりと大きめな本屋で、そういう本を漁っていたところ、

 なんと、こんな本を見つけました!

 

 

『働きやすい職場をつくる 医療現場の労務管理 坂上和芳著』!

 

 多分、これは病院の師長クラスの側から書かれている本なのですが、我々下っ端の看護師が読んでも、全然損をしない本だと思います!

 

 医療現場特有の、「出勤前の情報収集に残業代はつけなきゃいけないのか?」などと言った馬鹿げた質問を一刀両断にバッサリしてくれている本です。

 

 私達看護師に本来適用されるべき労働基準法とその活かし方が書かれています。

 

 ページをめくる度に、私達を守ってくれる法律がこんなにあったのか!と驚くことが多かったです。

 

 もちろん、残業申請など、前もって時間を測れない業務に対して、前もって残業申請をしなければならない、など、細かい部分で「これは適用できるのか?」と思う部分もありましたが、それ以上に、いかに私達が労基法について無知だったか思い知らされるんですよね。

 

 看護管理職側が労基法について無知で、未だに「新人は残業申請は付けてはいけない」「研修は自己研鑽だから残業代はつけない」などの慣習に囚われていることがそもそもの問題ではありますが、

 私達も、自分達を守ってくれる法律について知らないと、自分達が置かれている環境が、果たして適正なものなのかどうか、自分で判断することが出来ません。

 

 自分が知っていたから、といって自分の今置かれている職場環境は変わりませんが、自分が感じる理不尽や辛い気持ちが正しいものなのかどうか、客観的に分析するツールにはなります。

 

 病棟看護師は、確かに、予測不能で、イレギュラーが当たり前で、下手をすれば人が死んでしまうかもしれない、緊迫した職場に勤めています。

 だけど、だからといって、朝から晩まで、平日から休日まで、全てを職場に捧げなければならない謂われはありませんし、労働基準法が適用されない、なんてことはありません。

 私達も他の業種や職種の方々と同じ、「労働者」です。

 休む権利も、普通に生活していく権利も、自分だけの人生を歩む権利もあるんです。

 自分を守る権利がちゃんとあるんです。

 

 また、職場の方も、労働者を守る義務があるんです。

 

 今「辞めたい」「毎日しんどい」「自分は何をしているんだろう」と職場に疲弊し、自己否定感に陥っている看護師にこそ、本当に読んで頂きたい。

 

 看護師だからと、心身を擦り減らす必要なんて何処にもありません。

 看護師であっても、他の職種の方々と同じように、労基法が適用されるべきなのです。

訪問入浴の使い方!

 こんばんは!青海波です!

 

 某有毒看護師アカウントで書く書く詐欺していた訪問入浴について、補足というか、続編を書いていきたいと思います!

 

 この前は概要ばかりで実用性に欠けたので、具体的な運用方法について踏み込んでいきますね☆

 

 

1.単発で複数の職場をローテーション!

 派遣の訪問入浴の働き方は、これに尽きます。

 

 「1日だけの単発派遣を、複数の事業所で入れる」

 

 下手に一つの事業所を固定して仕事に入ってしまうと、勝手に距離を縮められて、余計な仕事を押し付けられてしまいかねません。

 また、その事業所内の人間関係にカウントされてしまったら、それこそ拗れた場合、二度とその職場の派遣にはいけなくなってしまいます。

 単発で複数の職場をローテーションすれば、一応いつまでも「困った時のお手伝いさん」というポジションでいられるのです。

 

2.なるべく日給の職場を!

 これは前の記事にも書きましたが、なるべく時給より日給でお金が支給される職場の方がお得です。

 何故なら、時給だと、利用者のキャンセルなどで勤務時間が減った場合、その分のお金は当然ながら支払われないからです。

 日給ならば、一日に貰える金額があらかじめ決まっているので、そのような場合でもきちんとお金をもらうことが出来ます。

 もちろん、まともな派遣会社ならば残業代も交通費も支払われますので、ご安心ください。

 

3.小規模だと一日に7~8件、大規模だと10件も

 運用方法ではないのですが、これは一つの目安です。

 小規模な訪問入浴の事業所だと、処置が重い方が多いのでだいたい1日に7件、多くても8件回ります。

 反対に、大規模な訪問入浴の事業所だと、処置が軽い方が多いので、1日に10件回ります。

 どちらも良し悪しですね。

 「処置が重い」と言っても、褥瘡の処置、吸引、気切の管理、胃瘻の管理が出来ればだいたいどこでも通用しますから、それを経験されている方ならどこででもOKだと思います!

 

4.事業所変われば手順変わる 

 利用者を入浴させることは変わりませんが、細かいところで事業所ごとに違いがありました。

 具体的には、頭を洗う時の耳の塞ぎ方も、耳を直接抑えるのかタオルで覆うのか、とか、上半身はヘルパーさんが洗うので看護師は下半身から洗うのか、はたまた両側をそれぞれ洗い、上半身から下半身に移っていくのか……。

 戸惑ってしまうこととは思いますが、いちいち覚えなくてもサポートしてもらえるので大丈夫です。

 私達の仕事はあくまでバイタルサイン測定をしっかり行うことなので、それだけ確実に出来ればOKです!

 余談ですが、事業所ごとに浴槽も違います。ところによっては、頭を洗う部分に体重をかけると、簡単に壊れてしまう構造のものもありますので、ご注意を。

 

5.清潔管理は自分で行う

 病棟に勤めている方には信じられないかもしれませんが、訪問入浴の入浴介助は、基本素手で行います。(免疫系疾患などの利用者にはゴム手袋で行っていたケースもあります)

 ディスポ手袋、なんてものは、吸引や褥瘡などの処置以外、基本的に使わせてもらえません。なんやかんや、コストがあるからでしょうね……。

 なので、清潔管理は自分で行いましょう。

 だいたいの場合、容体が安定していて、家で生活出来る方が多いので、傷や褥瘡が無ければそのまま触れても大丈夫な方が多いですが、褥瘡の部分を洗う時などは、自前のディスポ手袋を持って行くか、それが無ければ介助する前によく手を洗ったり、アルコールタオルで自分の手を拭くようにしてください。

 私は携帯用のアルコール消毒液を常に持っていましたね……。

 

6.お昼はだいたい車内

 移動車なので、お昼はだいたい車内で摂ることが多いです。

 たまにお店に連れて行ってくれる事業所もありますが、その他はコンビニに車を止めて休憩を取ることが多いので、コンビニ飯が好きじゃなければ、お弁当を持って行くのがいいと思います。

 

7.慣れないうちは、一日ごとに休みを入れてもOK

 単発での派遣をおススメするのには、1のような理由だけではありません。

 病棟よりは楽だとは思いますが、やはり、訪問入浴、それなりに体力を使います。

 一日ぶっ通しで車に乗るのも疲れますし、なんやかんや、利用者の身体介助もするのでそれでも疲れます。

 しかし、単発派遣だと、自分で自由に働く日を決められるので、自分の体力に合ったシフトの組み方をするのも簡単です。

 日給15000円だとすると、十日間働くだけでも15万円もらえますので、それなりに糊口をしのぐことは出来るのではないかと思います。

 なので、無理せず、シフトを組んでください。

 

 

 とりあえず、今回の記事はここで終了です♪

 また何か質問とかがありましたら取り上げようと思いますので、ぜひぜひご要望お待ちしておりますね!

 

 訪問入浴の派遣登録はこちらがおススメです!よろしければ……

MC─ナースネット

 

派遣の訪問入浴のススメ!

 

 こんにちは!青海波です!

 

 有毒看護師アカウントでも散々呟いていましたが、今回は派遣の訪問入浴について書いていきたいと思います!

 

 何と言っても、訪問入浴の派遣は魅力的ですよね。

 日給も高いですし、学生さんでも出来るぐらいなお仕事です。

 また、普通に病棟で働いている方でも、夜勤明けにやっている人もいるんだとか。

 私も今の職場に入職する前はよくやっていました。

 

 でも、実際、どんな現場に行くのか想像出来ず、二の足を踏んでいる方も多いと思います。

 本日は、そんな派遣の訪問入浴について、お話しましょう。

 

目次

 

 

 

訪問入浴とは

 訪問入浴とは、その名の通り、利用者の方のご自宅に直接出向き、入浴が出来るように介助するサービスです。

 もちろん、寝たきりの方から、自立はしているものの、転倒のリスクがある方まで、さまざまな方が利用されています。

 だいたい1日に7~8件のお宅を回り、入浴介助をしていきます。

 

 最初に私が驚いたのは、当たり前と言えば当たり前のことなのですが、本当に組み立て式浴槽を利用者の方のご自宅の一室で組み立て、マットを敷き、お湯を張ったところですね。

 なんの変哲もないお部屋の中に、突如として(きちんと組み立てますけど)浴槽が出現した光景はなんとも言えない、非日常の中にいるような心地がしました(笑)

 

 このようなこともあるため、もちろん、訪問入浴は看護師一人で行うわけではありません。

 必ず看護師以外にも、オペレーターとヘルパーがいます。

 オペレーターは、主に運転手+浴槽の組み立てを行う人で、現場の監督的ポジションの方。

 ヘルパーは文字通り、身体介助をメインとしたポジションの方ですね。 

 

訪問入浴での看護師の役割

 では、看護師は何をするのかと申しますと、主に、浴前浴後のバイタルサイン測定と、浴中のアセスメント、ヘルパーと同様身体介助と、浴後に処置がある場合は処置、あと入浴記録を行います。

 まぁこう書くとちょっと難しそうですが、なんのことはございません。
 最低でもバイタルサイン測定と記録さえ書ければなんとかなります。
 身体介助やオムツ交換はヘルパーがメインでやってくれますし、処置がある場合もきちんと教えてもらえます。
 入浴の判断も、普段利用者さんを見ているオペレーターとヘルパーが主に行うので、看護師はバイタルサインを伝えるだけで大丈夫です。 
 入浴記録も、浴中何も問題なければ「n.p(no problem)」で大丈夫ですし、そもそも初回でなければ前回の記録があるはずなので、それを見て書けば形式はOKです。

 処置は、基本的には軟膏の塗布や褥瘡に対する処置が多いですね。
 利用者によっては、ご自分で薬を塗ってくださるので、それを見守る場合もございます。
 たまに、吸引や胃瘻の処置をすることもありますが、それはそれぞれの会社によりますね。

 

給料はどれくらい?

 単発の訪問入浴だと、事業所ごとに日給と時給で定め方が違いますが、だいたい一日15000円~と考えて差支えないでしょう。

 時給だと、1800円~ぐらいのところが多いので、日給のところより少し高くなります。

 ただ、注意して頂きたいのは、急に予定変更をされる場合がある、ということです。

 利用者のキャンセルがあると、当然その分の時間は空くので、一日に働く時間が短くなってしまい、当初の予定よりも給料が少なくなってしまう場合がございます。

 一回そういうことがあったため、それ以降、私は日給で提示されている事業所の仕事に入っていましたね(笑)

 

 残業代や交通費は、全額支払われるのが普通ですので、そこら辺の心配はいりません。

 

訪問入浴を行う時の注意点

 訪問入浴を行う時の注意点やデメリットとしては、以下の点が挙げられます。

  1. 車に酔いやすいとアウト
  2. どんなお宅でも行きます
  3. 小さい事業所ほどブラック&重処置

 

 1は当然のことですが、車酔いしやすい人は要注意ですね。

 利用者のお宅にいる時以外は全部車移動なので、酔い止めの薬などで対策をした方がいいと思います。

 あと、事業所によっては、車にシートベルトが無い場合もありますので、その辺もご承知おきください。だいたい前に手すりがあって、そこに捕まる形にはなるんですけどね。

 

 2は、本当にどんなお宅でも行きます。

 綺麗に整理整頓されて、整えられたお宅ばかりではございません。

 中にはゴキブリが徘徊しているようなお宅もあります。

 私がお邪魔したところでは、トイレの扉が壊れていて、処置中ずっと汚臭が漂っていたお宅もありました……(涙目

 なので、替えの靴下とかは持っていた方がいいですね。

 

 3も、覚悟した方がいい事項です。

 まだツ〇イとかセ〇トケアの大手辺りであればまだホワイトなのですが、それ以外の、聞いても思わず首をかしげてしまうような事業所だと大概ブラックです。

 

 募集の段階で、「制服貸与」でないところは大概ブラックだと思った方がいいです。

 

 そのようなところは、大手の訪問入浴会社では受け入れを拒否されたレベルの利用者が多く、処置が重い場合があります。

 具体的には、胃瘻や吸引、深めの褥瘡の処置ですね。大手ではまずそのレベルの利用者はいません。

 

 まぁ、でも、往々にして、そのような小規模のところの方が、日給だったりするんですけどね。

 どこの事業所でも、派遣であれば残業代はきちんと出るのでご心配なく。

 

派遣の訪問入浴をやるためには

 派遣の訪問入浴をやるためには、もちろん、看護師の派遣会社に登録しなければいけません。

 私の場合は、メディカルコンシェルジュの、MCネットを使いました!

 

 

 全国の訪問入浴の事業所と繋がりがありますから、きっとあなたが通える範囲の事業所もある筈ですし、訪問入浴以外にも、病院やクリニック、デイサービスの派遣もありますから、とてもおススメですよ!

 

 

最後に

 有毒看護師アカウントでも呟いた話ですが、

 

「訪問入浴では、派遣の看護師はチヤホヤされるのか?」

 

 結論から申し上げますと、

 

 されます!めっちゃされます!

 

 たまたま私が行ったところが良かっただけかもしれませんが、されました!

 

 どうやら看護師が足りないらしく、私みたいなペーペーでも「すごい助かる!」みたいな扱いでした!

 

 いや~やっぱ資格って強いですね~(笑)

 人から必要とされて、肯定されるって、凄くいいですね~♪

 

 自己肯定感を高めるためだけにやっても良いバイトですよ、これ(笑)

 

  

 病棟に疲れて解放されたくなっている看護師の皆さま、是非是非、ご検討くださいましね。

 

献血看護師のススメ!

 こんにちは!青海波です!

 辞めたい看護師の皆さん、お疲れ様です☆

 本日は献血看護師について語ろうかと思います! 

 

 普段、皆さんは献血ルーム献血バスで働く看護師って、どんなイメージがありますか?

 「ベテランが多そう…」

 「パートの主婦が多そう…」

 「採血が苦手だと務まらないんじゃ?」

 とか思っていませんか?

 

 そもそも、献血看護師自体、その仕事内容とか、あまり情報がないんですよね~。

 結構身近で、誰でも知っている看護師の就労先であるのにも関わらず、悲しい話です……。

 

 でも、病院で疲れた看護師の方にはうってつけの職場だと思います。

 

 青海波の友人からの情報なので、確実☆ですよ!では行きますね! 

 

 

メリットその1~勤務帯は日勤のみ!~

 ご存知と思いますが、勤務帯は日勤のみです。

 各地の献血ルーム献血バスと勤め先には選択肢が二つありますが、どちらも日勤のみの勤務になります。

  正直、ルームごと、献血バスでは派遣先ごとに時間帯は多少ズレますが、夜勤は絶対ありません。

 強いて言うなら、ルームは営業が19時までのところとかありますので、その後の片付けとか含めたらだいたい帰宅時間が20時ぐらいになるかな……って感じですね。

 でも、だいたい大きなところだと、シフトが早番や遅番に分かれているので、病院みたいな長時間労働にはならないんだとか。

 献血バスでは、色々なところに行きますので、どちらかというと勤務時間そのものより移動時間で左右されるかな?とのことでした。

 

 そんなわけですので、日勤と夜勤のサイクルにへとへとになっている看護師の方には最適なんじゃないかと思います!

 

メリットその2~命に関わることはない~

 献血看護師が対応するのは、献血者、すなわちドナーさんの方々です。

 なので、皆さん健康な方々!病んでいる人を相手にすることはございません。

 

 もちろん、献血をするにあたって、気分が悪くなってしまう方々もいらっしゃいます。その場合は血圧測定したり、観察したり、場合によっては点滴対処しなければいけません。

 重症な方だと、失神してしまったり、嘔吐してしまったりする方もいらっしゃるんだとか……。

 

 でも、死ぬことはございません!(笑)

 

 皆さん、立って歩いて話せる方ばかり。病院のように、自分の苦痛を訴えることもままならない方達を相手にするわけではありません。

 

 その点、病院よりは気楽だと思います。

 

メリットその3~新人教育が手厚い~

 これはすごいと思いました。

 入職してから1か月は、指導者が付きっ切りで付いていてくれるらしいです。また、赤十字社という大手だからこそ、研修のカリキュラムもきちんとしているんだとか!

(まぁ、そこが面倒な部分もあるんだけど……とは言っていましたが)

 

 採血も、最初は太くて良く見える方を回してくださるので、やりやすかった、とのことでした。

 そもそも、献血はその方の一番太い血管を選んで行うので、正中とかで取れるのが嬉しいところですよね。サーフローみたいに、腕が動かしやすい位置とかあまり考える必要がありませんからね……。

 

 中には、前職がNICUで、採血未経験で入職された方もいたようです。

 それでも働けてしまうんだからすごいですよねぇ。

 

メリットその4~結婚や子育てしている方も多いです~

 なんと言っても、このメリットも強いです。

 ベテラン以外でも、若くして入職された方もいるそうですが、だいたい結婚を機に入職された方が多いそうですね。 

 友人の職場でも、産休を取って復帰された方もいたらしいですし。

 あと、時短勤務をされている方もいたり、シフトも調整してもらえたりしている方もいらっしゃるそうです。

 子育てや既婚者にも優しい職場だと思われます。

 

 さて、ここまでメリットを上げさせて頂きましたが、デメリットも紹介させて頂きます。

 

デメリットその1~給料は病棟より落ちる~

 やはり、夜勤が出来ない職場の宿命なのでしょうか、給料は病棟よりは下がってしまいます。

 特に、献血ルームだと、だいたい定時で帰ることが多いですから、残業代もあまりつかないらしいです。

 ただし、献血バスだと、移動手当が出たり、そもそも早出をしたり定時に帰れなかったり、色々時間通りには動かないことが多いので残業代が多く、病院にも劣らない給料になるそうですが。

 

 あと、これは地方にもよるのですが、入職して一年間は正社員ではなく非正規扱いになるので、月給ではなく時給で給料が換算されるらしいです。

 なので、休む時はがっつりそのまま給料が引かれてしまう、という難点はあります。

 

デメリットその2~技術は衰える~

 もちろんですが、採血以外の手技は衰えます。

 基本、採血しかしないので、サーフローとか、その他諸々の手技は衰えますね。

 たま~に心電図を取ることもあるみたいなんですけど、やっぱり基本しないので衰えます。

 成分採血と全血採血の手技の違いはありますし、検診時点の採血もありますが、一度覚えてしまえばあとは繰り返しだそうです。

 青海波みたいに、新しいことをあまり覚えたくない方にとっては、かなり魅力的だと思います♡

 

デメリットその3~時間が不規則~

 これは献血ルームというより、献血バス特有の問題ですね。

 献血ルームは時間が定まっていますが、献血バスは不規則です。

 派遣先によって出発時間が違うので、場合によっては7時出発、なんていうのもあるらしく、しかも先輩方は5時ぐらいにバスセンターにいて準備を始めているんだとか……。

 

 なんだか怖すぎですね!(´;ω;`)

 

 友人は車の免許も持っていないので、今のところは免除してもらっているみたいですけど……こういうブラックさは検診車と変わりませんねぇ……(遠い目)

 

 

 以上、献血看護師について書かせて頂きました!

 色々とデメリットもありますが、合う人には合う職場だと言っていましたよ!

 また、時間的余裕がある人が多いためか、病院よりは性格荒んでいる方も少ないみたいです(笑)

 

 この記事にピンと来たら、献血看護師、考えて頂いてもいいのではないでしょうか?

 

 

 

何故看護師は性格が悪いのか

 こんにちは!青海波です!

 

 普段、有毒看護師アカウントで色々呟かせて頂いておりますが、その中でちょっと考えたことを書きたいと思います。

 個人の経験に基づいた完璧な偏見なので、悪しからず!

 ただ、自分なりに分析したくて、問題提起して、他の方にも考えて頂きたいなぁ~と思ったまでですので!

 

 で、本日のテーマは「何故看護師は性格が悪いのか」!

 

 性格が悪い人なんて何処のコミュニティにもいますけど、看護師って本当に極端じゃないですか?

 失礼ですが、「今までどうやって生きて来たの?」レベルがめちゃくちゃ多いというか。

 看護師の阿鼻叫喚をTwitterのTLで眺めたり、自分の経験と照らし合わせたりしていると、トラウマになるレベルでこちらの精神を破壊してくる人って本当に多い気がしてならないんです。

 看護学校の教師から始まり、同期もそうですし、職場のお局もそう。

 ヤバい人は何処にでもいますが、際立ってヤバいし、業務に差し障る程ヤバいって、命を扱う上で、かなり大問題だと思います!(キリッ

 

 「そういう奴らは根本から腐っているんだよ~」と言って終わりにしても良いのですが、それにしてもあまりにも多すぎて嫌になってしまうので、独断と偏見で、原因を分析してみることにしました♡

 

①上の世代の悪い慣習が今も残っているから!

 重ね重ね、独断と偏見ですが、これはあるんじゃないかと思います。

 今では看護師の需要の拡大と共に、看護大学や看護学部が乱立し、大卒看護師が増えていますが、昔は専門学校が多く、私の両親(50代)に聞いたところ、

 

「昔は『看護師』というと、勉強できない子の最後に残された進路だった」

 

 と言っていました。

 

 学歴では一概に人を推し量ることは出来ませんが、勉強が出来ない=したくてもする時間が十分に取れなかった、家庭に余裕がなかった、という方もいたのではないか?と思います。

 そういう人達ばかりが集まると、今度は「自分はお金もない中で頑張ったのだから、あなたも頑張って、苦労して」という考えに走ってしまうことがあるのです。

 少しでも恵まれている後輩を見掛けると、「あなたは恵まれている」という想いが強くなり、結果的に、「指導」という名目で、不必要な叱責まで下の世代に押し付けてしまうことになりかねません。

 

 また、40代ぐらいのベテラン看護師に話を聞くと、

 

 「看護学校の寮はまるで軍隊のようだった。後輩は必ず電話番をさせられていた」

 

 という話が出てきました。

 

 勉強が出来ない=普通の規則では統率が取れない=だから厳しくするという方程式が成り立つこともあるでしょう。ほら、新選組の局中法度みたいな。敵に背を向けたら切腹!みたいな。全く、何と戦っているんでしょうね(笑)

 だから、それを職場にまで持ち込み、結果、ああいう殺伐とした、『鉄の掟』っぽいものが横行する雰囲気が爆誕していて、今もそれが続いてしまっているのではないか?と思います。

 

②過剰な『カンジャサンノタメニ』精神があるから!

 「お客様は神様です」に疑問を投げかけるような、サービス業全般に渡る従事者の阿鼻叫喚TLが多い中、看護師もまさに過剰な患者さんへの滅私奉公精神があると思います。

 確かに医療訴訟も多いですけど、それにしても……て感じですよね。

 

 青海波は、かつて学生の技術演習の際、サーフローの抜針の手技をしていて、テープが上手く剥がれず、かなり乱暴な手際になってしまった時、同期から

 

「そんな乱暴な手技じゃ、患者さんが可哀想だよ!」

 

 と言われてしまったことがありました(笑)

 

 いやいや、練習だし、テープが上手く剥がれなかったし、本当は上手くやろうと思ったのに……と色々思いましたが、「患者さんが可哀想!」という一言に、深く傷つきました。

 

 また、前の職場でも、採血に何度も失敗してしまったことがあって、自分でもどうすればいいのかわからずに落ち込んでいた時、先輩看護師から、

 

「そんなんでどうするの?!早くなんとかしないと、患者さんが可哀想だよ!」

 

 と言われました(笑)

 

 はい、おわかりですね?

 高潔看護師の、誰にも責められず、合法的に手技を失敗した看護師の心の傷を抉る必殺技です。

 

「カンジャサンガ、カワイソウ!」

 

 要するに、患者を優先するあまり、一緒に働く同僚の看護師に対して冷たい方が、本当に本当に多いですよねこの業界。

 別に好きで失敗しているんじゃないんです。自分だって落ち込んでいるんです。落ち度はちゃんとわかっているんです。

 でも、注意するなら技術に関することだけ言えばいいのに、まるでこちらが患者のことを何も考えていない人非人みたいな言い方をするのです。

 技術が出来ていないからって、人格を否定する言葉まで口にする奴らの、まぁなんと多いことでしょう!

 

 実際、青海波はそういう言葉が今でもトラウマで、大嫌いです。

 なんでもないことでも、そういう風に言われたら、瞬時にその看護師とは距離を置きますし、Twitterですぐ毒を吐きますね(笑)

 

③感情と仕事を切り離して考えられない人が多いから!

 これは①の要素も②の要素も含んでいるのですが、まず自分の感情と仕事を切り離して考えられない人が多いのかな~と思います。

 もっと言うと、「自分の主義や主張が絶対で、そうでない人は認められない」みたいなところがあるというか。

 個人的に受け入れられないだけならいいのですが、それが仕事にまで影響してしまう人、すごく多いんですよね。

 

 特に看護学生の時はひどかった。

 合わない教員に当たっただけで危うく留年しかけましたし、普段優秀な子でさえ、寡黙で大人しいという理由で教員とそりが合わず、再実習になってしまったことがありました……!

 病棟ぐるみで指導者の看護師から暴言浴びせられたり実習で作った資料を破られたりした子もいましたね……。

 

 新卒で入った病院も、新人が失敗したり、気に入らないことをしたりすると、本人の前で大っぴらに愚痴を言ったり、威圧的な態度を取ったりして、本当に怖かったです。

 

 そうやってどんどん追い詰められて何も出来なくなってしまい、心療内科を受診、休職する羽目になったことは、一生忘れません♡

 

 自分が気に入らないからってそれを受け入れないどころか排除しにかかるのってどうなのかと思います。

 看護師の仕事って、その業務内でやることやっていればいいと思うんですけど。

 別に、神聖な仕事でも何でもありませんからね。

 

④なんやかんや労働環境が悪過ぎるから!

 はい、これが諸悪の根源ですね!

 今まで色々色々書いてきましたが、これが一番だと思います。

 

 業務内容の割には給料も休みも少ないし、早残業、遅残業のサービス残業まっしぐら。

 余裕もないのに病棟会、カンファレンス、研修、看護研究。

 新人が入ってきても充分な指導をする時間もそれに対する対価もなく、よくわからない課題を出すだけ。

 業務も出来る人に集中し、パンク寸前。

 その結果、どんどん人が減って、ますます業務が回らなくなる悪循環。

 ミスは続出し、ケアはおろそかになり、患者の状態はどんどん悪くなる……。

 

 はっきり言って、あの環境で働き続けていたら、どんなに善良な人だって歪んでしまいます。

 同僚のことが考えられず、患者のことしか考えられなくなるのも、その逆も。

 それは看護師の労力を奪い、思考力を奪い、生きるエネルギーを奪います。

 

 各々が各々の勤務帯に万全の体制で臨めるように環境を整えていかないと、患者の看護なんて出来ません。

 

 白が黒に裏返るように、看護師の性格がどんどん悪くなっていくのは、だいたい環境せいですね。

 

 で、染まり切れない人は、どうしても、病んでしまうんですよね。

 

 

 結論は、Twitterでも散々言っている通りでしたが、いかがでしょうか?

 看護師の性格が悪い理由。

 染まっていくのは悪いことではないですが、それで自分が苦しいなら、早くその環境から抜け出した方が身のためかもしれません。

 

 

 

 

とある看護師は寝たきり高齢者の夢を見るか

 

 まぁ、もしかしたら、寝たきり高齢者達は、本当に植物の夢を見ていて、幸せで、楽しいのかもしれません。

 

 実際、よくご家族に囲まれている患者もいらっしゃいましたし、「亡くなってしまったら寂しいから」という理由でご本人に対して人工呼吸器まで選択されているご家族の方もいらっしゃいました。

 そういう幸せも存在するでしょうし、そこに至るまでにも様々な事情や葛藤があったことだろうと思います。

 

 それに、このように考えていようが、所詮はしがない一看護師。

 患者やその家族のご意向には干渉する術を持ちませんし、そこまでの権限はありません。

 今日も今日とて、病棟で一人一人に合ったその時その時の最善のケアを考えながら、働いていくしかないのです。

 

 むしろ、あの状態こそが、人が最期に行き着く姿だと当然のように受け入れられ、誰もが納得する未来が来るのかもしれません。

 

 私の同僚(まだ二十代前半ですが)でも、寝たきりの患者を、「可愛い」と言ってケアをしている人がいました。

 その人は、その現状を受け入れているようで、私などより余程懸命に患者のために働いていました。

 また、患者のことを「枯れゆく植物のようだ」と愛でる医師もいると聞きましたし、それを是とする人もいました(それがそもそもあの記事を書いた発端なのですが)。

 

 そんな風に、この状態を受け入れられないようなら、看護師なんて辞めてしまえ、と。

 

 実際、私はその職場を辞めましたし、このこと以外にも色々あって、二度と病棟に勤める気持ちはございませんのでご安心ください。

 

 ただ、私はもう少し、自分の未来に希望を持ちたいのです。

 

 もちろん、同じ人間なんかが命の選別など出来る訳がございません。

 どなたにも生きる権利がありますし、それを否定する気なんてありません。

 その方がそのような状態になるのも、まぁ、私達の預かり知らぬところで、何か意味があるのかもしれません。

 それに、他の、意識のある、看護師の業務を超えた要求をしてくる患者よりは、看護師を召し使い扱いすることもなく、新人の未熟な技術にも文句を言わず、こちらにとっては大変都合の良い患者だったのではないかと思います。

 

 でも、自分がそうなりたいか、と言ったら、全くそうではありません。

 

 途中で何もない限り、誰にでも等しく老後は来ます。

 

 ただ、自分の生まれは自分で決められなくても、自分の最期は自分で決められなくても。

 

 私は、最期までの時間、自分がどう在りたいか、ぐらいは、自分の意志で決めたいです。

 

 たとえ植物の夢がどんなに美しくとも、私がそれを自分から選ぶことはないでしょう。

 

 植物のように愛でられ、何も出来ない状態を「可愛い」と言われても、最早それは私ではないのです。

寝たきり高齢者は植物の夢を見るか

 

 かつて、青海波は療養型病棟に勤めていました。

 

 その前は忙しい急性期病棟で身も心も疲弊していましたから、療養型病棟であれば、ゆっくり患者も看れますし、技術も身に付けることが出来ると、本気で考えていたんです。

 何より、私は老年の実習で、嫌な想いをしたことはありませんでした。

 脳卒中後の患者のリハビリに付き合って、その経過を見ているのも、他愛のない話をするのも、嫌ではなかったのです。

 

 でも、実習と現実は違いました。

 

 患者と看護師の比率が13対1の療養型病棟は、ほとんど寝たきりで、何も話せず、ただそこに横たわっているだけの方々ばかりでした。

 

 そうですね、ただそんな方々の在り方を、『美しい』と言って、愛でることが出来たらどんなに良かったでしょう。

 

 私にそんな思考回路はありませんでした。

 

 胃瘻や経鼻チューブから栄養を流し、臀部は水が溜まるかと思う程の重度の褥瘡で、手足は折れる程に細くて、植物の世話に例えるなら、私はまさにただ水を与え、傷んだ葉を取り除き、主要な枝を保護する、そんなことをしていましたけれど。

 

 私は、その方々のことを、『愛すべき植物』だなんて、思えませんでした。

 

 それどころか、『羽化しない蛹』だと思いました。

 

 寝返りも自分で打てず、糞尿を垂れ流し、他人に下の世話をしてもらい、意識も無く、話すことも、声を発することも出来ず、もちろん痰すらも自分で吐き出せず。

 酷い方は、四肢全て拘縮しており、無理矢理動かそうとすると骨折する危険もある。

 

 これが元々『植物』であれば、あるいは『羽化しない蛹』であれば、私はただ素直に愛でることが出来たのかもしれません。

 

 でも、出来ませんでした。

 その方々は、まぎれもなく『人間』だったからです。

 

 一人一人に、確かに人間としての歴史がありました。

 家族が頻繁に見舞いに来ている方もいました。

 あるいは、何年も誰も見舞いに来ない方もいました。

 

 それでも確かに、『人間』としての歴史の集大成が、いつでもそこに横たわっていたのです。

 

 それは紛れもなく、『自分が数十年後、辿るかもしれない未来』でした。

 

 『自分が数十年後、辿るかもしれない未来』が、

 

『寝返りも自分で打てず、

 糞尿を垂れ流し、

 他人に下の世話をしてもらい、

 意識も無く、話すことも、声を発することも出来ず、

 もちろん痰すらも自分で吐き出せず。
 酷い方は、四肢全て拘縮しており、

 無理矢理動かそうとすると骨折する危険もある。』
 

 ……そういう存在である、と。

 

 私はまだ二十代です。

 まだまだ夢を見ていたかった。

 最後まで自分の意志で生きたいと、そんな甘い夢を見ていたかった。 

 

 だけど、毎日毎日、『自分の末路かもしれない存在』を直視して、働いていました。

 

 まだ遠いけれど、確実に在るかもしれない『将来』を、常に感じながら働いていました。

 

 確かに、病棟は人手不足でした。

 体力のない私は疲労困憊でした。

 最終的には、精神を病んで辞めました。

 

 私には、終末期医療は向いていなかったのでしょう。

 

 だけど、今でも、あの方々を、『愛でよう』などという気には、どうしてもなれないのです。

 

 あの方々の姿を『植物』や『蛹』などと、言いたくはないのです。