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社会人三年目看護師の青海波の備忘録。転職3回、辞めたい、やる気ない看護師のための生存戦略について書きます。ついったー→@M3TrEpFEYj8F0ac

辞めたい看護師必見!転職活動のポイント!

 こんばんは!青海波です!

 

 今回は、(転職を繰り返している私が言うのもあれなのですが)、その経験を元に、転職活動のポイントをお伝えさせて頂きます!

 退職する前に職場を決めたい方、必見です!

 

 ポイントはこちら!

 

 ①ひと月分の生活費を大まかに割り出す。自分の貯金額も確認する。

 ②自分の得意な看護技術を把握する。

 ③ ①、②を踏まえて希望する条件の優先順位を付ける。

 ④転職サイトには複数登録する。

 ⑤必ず職場見学をする。相手の勢いに押されない!

 ⑥経験年数が少ないけど日勤の職場に行きたい場合は、『家庭の事情』を伝える。

 

 では、ひとつずつ、説明していきましょう!

 

 
 ①ひと月分の生活費を大まかに割り出す。自分の貯金額も確認する。

 これは、特に一人暮らしの方には大切なことですね!

 家賃や光熱費、水道代など、基本的な支出を踏まえて、最低手取りどのくらいの給料からなら転職出来るのか、きちんと考える必要があると思います。

 いくら行きたい職場があっても、まず生活出来るだけの給料が貰えないと意味がありませんからね……。

 また、退職が決まるまでに転職先が決まればいいですが、そうでなかった場合、当面の生活費は必要です。

 派遣の仕事をしてお金を稼ぐことも出来ますが、余裕があった方が焦って仕事を探して失敗することもありませんので、1か月分の生活費程度の貯金もあった方が安心だと思います。

 また、仕事を失うと税金やら保険料やら、今まで勤務先が払っていたものを自分で払わないといけないので、それも勘定に入れておいてください。

 

 ②自分の得意な看護技術や分野を把握する。

 意外とこれも大事です。

 要するに、「今の自分は何が出来るか」を冷静に考えなければいけません。

 例えば、採血が苦手だと、採血を頻繁に行うようなクリニックや健診センターで働くのは難しいでしょうし、介護技術が苦手だと、施設系で働くのは厳しいでしょう。

 自分が楽に働けるような職場を選ばないと長続きしないことは目に見えているので、自分が得意で、いつまでやっても苦にならないような看護技術をピックアップし、把握することはとても大切だと思います。

 また、当たり前のことですが、自分が経験してきた科の中でも、自分の知識がとりわけ深そうな科を把握しておくことも大切です。「新しい分野に行って勉強したい」という気持ちがあればその科の職場を探せばいいのですが、そうでなければ、今までやってきた科の中で転職先を探す方が勝手がわかっていて働きやすいと思います。

 

③ ①、②を踏まえて希望する条件の優先順位を付ける。

 ①、②の事柄を踏まえて、次の転職先に求める条件の優先順位を付けていきましょう。

 もちろん、自分がどのようなリズムで生活していきたいのか、自宅からどのくらいの通勤時間までなら通えるのか……なども割り出して、出来ればメモに書き出していきましょう。

 書くことによって、頭の中だけではなく、視覚からも情報が得られるため、考えを整理することが出来ます。

 かく言う青海波も、1か月に必要な資金や自分が出来る看護技術などを書き出し、そのメモを見ながら転職先を探していました。

 

④複数の転職サイトに登録する。

 退職前の転職活動には、転職サイトを使いましょう。

 理由は、看護協会のナースセンターだと、ろくに病院の情報を教えて貰えないからです。

 退職前に勤務先以外の病院の情報を教えてしまうと、ナースセンターが『斡旋』したことになり、転職先の病院が、現在勤務している病院から看護師を『引き抜いた』ことになってしまうからだそうです。

 ですから、退職前の転職活動にはナースセンターは使えません。

 

 なので、転職サイトを使うことが一番手っ取り早いのですが、必ず複数の転職サイトに登録するようにしてください。

 何故なら、転職サイトによって、紹介してくれる転職先は違いますし、担当者の手腕によっても、紹介される転職先の幅が変わることもあります。

 より自分の希望に近い転職先を見つけるためには、選択肢が多い方が当然有利です。

 

⑤必ず職場見学をする。相手の勢いに押されない!

 転職サイトに登録し、気になる職場があれば、担当者の方がその職場に連絡を取ってくださり、見学の日程を組んでくださいます。自分では転職先候補と連絡を取り合わなくていいため、とても便利です。

 しかし、その分、だいたい、見学=面接と考えているところが多いです。

 場合によっては、その場で入職を決めるように言ってくるところもあります。

 なので、もし見学時に入職するかどうか決めるように言われても、絶対に相手の勢いに押されず、必ず帰ってから自分で考える時間を持ってください。

 

⑥経験年数が少ないけど日勤の職場に行きたい場合は、『家庭の事情』を伝える。

 これは決して褒められた方法ではありませんが、表題の通りです。

 経験年数が1年以下の方で、日勤の職場に行きたい場合は、でっち上げてでも『家庭の事情』を伝えてください。

 出来れば、「結婚する予定なので、家庭を大事にして働きたいです」「身内の介護をしなければならなくなってしまって…」など、『今まで病院で働いてきたけど、家庭の為にやむを得ず日勤だけの職場を探しているんですぅ(泣)』オーラを出せば、とりあえずスタートラインには立てます。

 

 青海波の場合は、「病院勤務で体調を崩してしまった」と説明しましたが、それだけだと『自己都合』だと思われて、

「いや、アセスメント能力とか養うためにも、パートでもいいから病院で勤めた方がいい」

「若いのに、病院で経験を積まないのはもったいない!」

 とかなんとか先方から言われてしまい、話も聞いてもらえず、スタートラインにも立てなかったため、本当に無駄な時間を使ってしまったことがあります(笑)

 

 なので、決して「自分の体調を崩した」など、『自己都合』と思われてしまう理由は転職を希望している勤務先には伝えないようにしましょう。

 

 もし、就職した後から「結婚はどうしたの?」「ご家族の介護とか言っていなかったっけ?」などと言われてしまったとしても、それも「実は、結婚は上手くいかなくて…」とか、「他の親戚が看てくれることになったんです」など適当に理由を作っておけば、なんとかなります(笑)

 

 ただ、注意して頂きたいのは、近所付き合いが濃かったり、転職先が実家に近かったりすると、家族の事情が転職先にも筒抜けになってしまっている可能性がありますので、この手を使うのは難しくなります。

 

 繰り返し言っておきますが、これは決して褒められた方法ではありませんので、もしこのリスクが取れないのであれば、この方法は行わない方がいいでしょう。

 

 以上!

 大まかでしたが、青海波が重視する、転職活動のポイントをお伝えさせて頂きました!

 また色々細かいところに着目した記事も書こうと思いますので、よろしくお願い致します。

 

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