海のまにまに

社会人三年目看護師の青海波の備忘録。転職3回、辞めたい、やる気ない看護師のための生存戦略について書きます。ついったー→@M3TrEpFEYj8F0ac

休職がバレないようにする方法!

 こんばんは!青海波です!

 お待たせしました!

 

 本日は、タイトルの通り、休職がバレないようにする方法を提示させて頂きます!

 

 辞めたい新人看護師も、新人じゃなくても辞めたい看護師も、必見です!

 

 私もそうだったのですが、ぶっちゃけ、適応障害鬱病の診断を受けて、休職してから辞める看護師って、多いですよね。

 

 そういう時に気になるのが、元の職場に復職せず、転職する時です。

 

「休職したことが、次の職場に転職する時に、マイナスになってしまうのでは?」

「休職したことを隠して転職しても、何かの拍子にバレてしまうのでは?」

 

 そんな、不安な想いを抱いてしまうのも無理からぬことでしょう。

 そもそも、今の時代、心を病まない人間の方がおかしいのですが、企業の人事というのは、上の、鬱とは無縁で生きて来たモーレツ世代が牛耳っているため、未だに休職やらうつ病やらに偏見がある人達も多いのです。

 

 ですので☆

 

 あくまで、ある程度精神状態が回復し、医師からも就労許可が出ている、という前提で、裏技(というほどの大げさなものではないですが)を書かせて頂きますね!

 

 

①来年の一月までは転職しない!

 

 ぶっちゃけ、これが一番確実です(笑)

 どうしてかと説明しますと、『源泉徴収票』の関係です。

 

 入職するとなった時、職場に提出しなければならない書類がたくさんありますが、その中のひとつに『源泉徴収票』という、いわばその人の、その年の一年間のお金の出入りが書かれた書類があります。

 この書類に、ハッキリ「休職」とは書かれないものの、休職中のお金の動きも全て書かれてしまうため、休職になっていきなり収入が減ったりすると、「おかしいな?」ということになるわけです。

 

 「家族の介護で……」など、理由をでっち上げても支障はありませんが、一番確実なのは、その年の『源泉徴収票』を提出しないことですよね。

 源泉徴収票は、その年の、1月1日から12月31日までの収入と支出が記録してあるものなので、来年の1月1日からは、その前の年=今年の収入と支出は記入されなくなります。

 記入さえされなければ何もわかりませんので、休職したことを先方に伝える必要もございません(笑)

 

②理由をでっち上げる

 

 ①の文中でも書いた通り、休職中に収入が減少したことについて、「家族の介護をしていました」など、理由をでっち上げて伝えても大丈夫です。

 ただ、その場合、ブランクについて、相手はマイナスに捉えることがあります。

 なので、「仕事を休んでいた間にも仕事の勉強を進めていました」など、ブランクが空いた期間をポジティブに相手に返せるとベストです。

 

 

……、最後に 

 

 正直、休職していた期間があったことは、よほどのことがない限り、他の病院や診療所なども把握することが出来ません。

 先方が把握できるのは、あくまで「一定期間(休職期間中)、収入が低かった」という事実のみです。

 それに、源泉徴収票は一部の事務職員だけが扱うものになっていますので、普通はそれで何かを言われたり、ツッコまれたりすることはありません。

 

 なので、休職して、現在の職場を辞めようか考えている看護師の皆さま、ご安心くださいね。

 

 

 

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看護師転職サイトの賢い使い方!

 こんばんは!

 Twitterから来てくださった方も、そうでない方も!

 

 このブログを読んで頂き、ありがとうございます!青海波です!

 Twitterでは毒たっぷりの別名を使っていますが、それはそれ。

 

 今回は、看護師の転職サイトについてお話させて頂きます!

 

 あれ、登録すると、すぐ電話かかってきて、しかも担当者さんが凄く話が上手かったり勢いがあったりして、思わず呑まれてしまって、何も考えずに首を縦に振ってしまいそうになるんですよね~!わかりますわかります!

 

 かくいう私も、転職サイト経験者なので!

 

 というわけで、本日は、青海波流!看護師転職サイトの使い方について、ポイントをお話させて頂きますね!

 

 

①担当者さんのペースに呑まれないでください!

 

 はい、というわけで、冒頭全否定でございます(笑)

 でも、ほとんどこの心がまえが全てです。

 

 過去の記事にも書きましたけど、転職サイトの担当者って、看護師とか、医療従事者じゃないんですよね。

 そこら辺の、医療業界のこととか何も知らない人達がその会社の中であなたの地域を受け持っているってだけなので、何処の病院やクリニックが募集をしているか、とかはわかっていても、

その内情がどうか、実際、どのような人が働いているのか、とか、どんな技術が必要か、とか、そういうところまでは

ぶっちゃけわかっていないですよ。

 

 ぼやぼやしていると、人手不足のブラックな病院やクリニックなどを紹介されてしまう可能性が高いです。

 

 あと、担当者の手腕によっても、紹介される病院やクリニックがかなり違っていたりします。

 あまり病院やクリニック側と良い関係を築けていない担当者に当たってしまうと、かなり希望の労働条件と違うところを紹介されてしまったり、そもそも選択肢自体があまりなかったりしますからね。

 私なんか、物凄い家から遠い病院を勧められてしまって、「あ、コイツダメだわ」と初回の電話で切った担当者いましたから(笑)

 

 なので、絶対に絶対に担当者のペースに呑まれないこと!

 自分が希望した労働条件とあまりにかけ離れた職場を勧めてきたら、もう二度と連絡取らない、ぐらいの覚悟で!

 

 

 転職サイトは、あくまで転職を円滑に行うためのツールだということを忘れないようにしましょう!

 

②労働条件の優先順位をハッキリさせる!

 

 ①のスタンスを貫き通すためには、転職サイトに登録・連絡する前に、自分が次の職場に望む労働条件をきちんと確認し、優先順位を固めておく必要があります。

 

 譲歩しても大丈夫な部分と、絶対に譲れない部分をきちんと把握しておきましょう。

 

 そうでないと、担当者の話術にハマってしまい、自分が何を一番優先するのか、見失ってしまうことになります。

 

 最初にきちんと固めておけば、担当者にそのことをしっかり伝えることが出来、より自分の希望する労働条件に合った職場を紹介してもらうことに繋がります。

 

③必ず複数の転職サイトに登録する!

 

 自分にとって最良の職場を選ぶためには、より多くの職場をきちんと提示してもらう必要があります。

 

 ひとつの転職サイトにしか登録していないと、①で述べた通り、一人の担当者の腕に全て依存してしまうことになるため、自分が希望している勤務条件に沿った職場を適切紹介してもらえない、なんてことになる可能性が高いです。

 

 なので、必ず複数の転職サイトに登録しましょう!

 

 その方が、色々な職場をより多く吟味出来ますし、次第にどんな担当者が良いのか自分でもわかってきます。

 

④転職サイトは金銭の移動が発生する!

 

 使いこなすポイント、というわけではないのですが、忘れてはいけないことがあります。

 

 それは、転職サイトを使うことによって、金銭の動きが発生する、ということです。

 

 といっても、利用する看護師側がお金を払うわけではありません。

 

 入職が決まった職場の方から、転職サイトの会社の方にお金が支払われるのです。

 

 そのお金の額は、私も厳密には知りませんが、100万円単位のお金が支払われるらしい、です……(ゴクッ)。

 

 なので、せっかく転職サイトを介して決まった職場でも、すぐに辞めてしまうことになってしまったら、職場の方はその分損をしてしまいます。

 

 現に、青海波の周りでも、転職サイトを使って入職した先輩が、部長から

 

「あなたを雇うのに物凄くお金がかかったんだから……」

 

 と嫌味を言われてしまったこともあったそうです。

 

 なので、転職サイトを使う場合は慎重に職場を選ぶことはもちろんですが、

 

 なるべく転職サイトは情報収集のみに利用し、

 

 勤務先候補には自分で連絡を取る

 

 といったスタンスの方が、職場に金銭的な迷惑がかからないといえます。

 

 また、転職サイトの担当者も、一度連絡を取ってしまうと、営業の電話がかなりしつこい場合がございますので、そうなる前に、

 

情報だけもらって後は着信拒否

……、でも何も問題はありません。

 

 なので、もし全面的に転職サイトを使うつもりでしたら、職場選びは慎重に。

 

 そうでない場合は、なるべく自分の手で、希望する職場と連絡を取り、面接などの日程を相談していくようにしましょう。

 

 

 以上、看護師転職サイトの賢い使い方!でした。

 

 いずれにせよ、転職については、なるべく落ち着いた状態で冷静に考えることが、自分が合う職場を引き寄せることに繋がりますので、焦らないで、じっくり選ぶことが大切です。

 

 

 

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看護師一年目の課題は本当に必要か

 辞めたいやる気ない一年目看護師の皆さん!

 

 一年目じゃなくたって、辞めたいやる気ない看護師の皆さん!

 

 こんばんは!

 やる気ない、自分の幸せのみを追求する看護師アイドル☆青海波です!

 

 

 

 ……、冗談はさておいて。

 

 本日は、「看護師一年目の課題は本当に必要か」ということについて、お話していきたいと思います!

 

 青海波が勤めた二つの病棟で共通していたこと……。

 

 それは、

 

「全く意義を感じない課題が日々課されていたこと」

 

 です!

 

 他にもろくでもない共通点はたくさんあったのですが、今日はこの部分に焦点を当てていきたいと思います!

 

 では、「全く意義を感じない課題」とは何か?

 

 私の場合は、「日々の振り返り」の記録でした。

 

 あれは面倒かつ、全く意義を感じない課題でしたね。

 

 入職したばかりの時はまだいいんですよ。

 自分の一日の行動を振り返れますし、それによって大まかな流れをつかめますし。

 でも、それ以上の効果ってないんですよね。

 せいぜい一か月ぐらいで止めて、後は自由に自分がわからないところをその都度調べていく、っていうのが一番いいと思うんですけど、まぁ病棟側が延々とさせたがることさせたがること(笑)

 

 ぶっちゃけそれも含めて疲弊したっていうのはありましたね。

 しかも、指導者すらちゃんと中身見ていないですからね。それでも、「〇日分、出ていないわよ!」だなんて、出し忘れた日数はきっかり数えているんですよ。

 

 おっそろしいですよね(笑)

 

 まだ学生ならわかるんですよ。

 勉強するためだけに時間を与えられている身分であれば、まぁそういうのも仕方ないのかなというのもありますし、私達にはわからない、先生方だけが感じている効果(笑)みたいなものもあるのでしょう。

 

 でも、働いているんですよ?

 

 看護師一年目だからって、まだ未熟だからと言っても、働いているんですよ?

 

 午前中だけ働いて、午後は勉強の時間、とかじゃないんですよ?

 

 朝は情報収集のために一時間前から前残業して、

 夜は申し送りの後に、まだ未熟なのに課せられた膨大な仕事量の中でやり残したケアをやったり、終わらない記録に頭を悩ませたりしているんですよ?

 

 先輩方より遅く終わることなんてしょっちゅうなのに、疲労困憊した頭と身体で、上から課せられた、意義もよくわからない課題をやらなきゃいけないんですか?

 

 それで、教育、指導をした気になっているんですか?

 

 控えめに言って、マジでクソですよねぇ~(笑)

 

 

 本当に必要なら、きちんと自分で調べますよ。

 それでわからなかったら、ちゃんと質問しに行きますよ。

 

 どうしても課題を課したかったら、「日々の振り返り」なんてクソなものではなく、

 

その病棟で良く扱う疾患や、具体的なケアの方法をマニュアルにまとめて、その中からテストする……、

 

ぐらいの気合の入れ方しないと、マジで無駄だと思います。

 

 実践で使えない知識ほど、無意味で無価値なものはありませんからね。

 貴重な休み時間を割くのであれば、それぐらいのクオリティの課題を提供しないと、それ相応のものも返ってきませんから。

 

 それを行う余裕もないなら、最初から課題なんて出すなよ☆このクソ忙しいのに☆って話です。

 

 

 ……、とはいえ、課題で苦しんでいる一年目看護師の方もいらっしゃるでしょう。

 

 とりあえず、その場をしのぐ方法としては、

 

 ・教科書の丸写し

 ・書き手の身分がしっかりしている(実名、勤務先公表など)サイトの丸写し

 ・勤務中に先輩から聞いたことをそのまま書く

 

 ……、で、いいと思います。

 

 ただし、どれも自分なりに読んでおき、わからないことをひとつ、ピックアップすることが大切です。

 

 丸写しを出せば、「こんなんじゃ勉強にならないよ~?自分の言葉でまとめなきゃ!」なんて言ってくる、クソ先輩看護師は必ずいるでしょう。

 

 その時に、質問を一つ作っておけば、

 

「実は、○○のところがよくわからなかったので、丸写しになってしまいました……」

 

 と言えます。

 

 そもそも、自分の言葉できちんと書けたり、説明したり出来る、という時点で、もうその部分は自分の中で理解出来ているも同然なのです。

 だから、本来はその部分の課題をやる必要すらないんですよね。

 

 そこで、質問して、教えてもらったことを取り入れて、丸写し+αにしておけば、少しは「自分の言葉でまとめた感」が出るはずです。

 

 見せかけるのってとっても大事ですよ~!

 

 なんせ、指導者にも時間がありませんからね。そんなにじっくり読んでいる暇なんかありませんし、万が一じっくり読まれたとしても、自分が指導した言葉が取り入れられているとわかれば、どれだけ出来が悪くても、とりあえず納得はします。

 提出された実物があれば、基本無視はできませんから。

 

 でも、百万が一、看護師の猛獣の猛獣みたいな人が、「こんなのはダメ!もう一度やり直してきなさい!」みたいなことを言ってきたら、

 

 本当に逃げてください。

 

 我々と同じ脳の構造ではないのかもしれません。いや、冗談ではなく、本気で。

 

 その職場からはさっさと逃げた方が、後々自分の身のためになります。

 そんなお局と無理矢理付き合っていくより、自分が働きやすくなるような、新しい職場を見つけることに専念しましょう。

 

 

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保健師になりたい人達へ ~ブラックな市町村の見分け方!~

 こんばんは!青海波です!

 

 実は私、短い期間ですが、保健師していたことがあります。

 

 ……と言っても、すぐクビになったんですよね。

 

 入職三週目に、初めて母子相談の見学をさせてもらったのですが、よく見ようと思って先輩保健師の後をくっついて行ったら、来訪してきた母親に普通の職員と勘違いされてしまい、それが原因で

 

発達障害なのではないか?」

 

 と言われてしまいました。

 

 当初は

「障害を抱えたままでも仕事している人もいるから……」

 などと言われていたのですが、1か月、2か月……と経つにつれて、

 

「あなたが働いていても、住民達のためにならない」

 

 と言われ、退職まで追い詰められてしまった……という流れです。

 

 

 ……、普通にこれ、パワハラですよね?

 

 入職三週間で突然『発達障害』とか言われても、「え?」って感じですし、見学の仕方が悪かったのなら、そのように指導すれば良かったわけで。

 

 『発達障害』とか、今すごくタイムリーで、悪く言うと「流行っている」障害ですけど、保健師って普段からそのような方々に関わっている職種なのに、それをたかが入職三週間の、経験年数も少ない人間に、断定的にいきなり言ってしまうのって、正直人権侵害なのではないかな……とも思います。

 これが、入職して半年ぐらい経っていて、そういう状態なら自分としても納得なんですけど……。

 

 他にも、「三週間目にしては覚えが悪い」なんて言われてしまって、「はぁ?」って感じでした。

 保健師の仕事って、ただでさえ多岐に渡りますし、マニュアルも無ければ型にはめられる職業でもないのに、そんな三週間で「覚えが悪い」って言われる意味がわかりませんでした。

 

 他にも、精神疾患希死念慮を抱える母親のケース会議で、先輩保健師達が、

「そんなに死にたきゃ死ねばいいのにね~」

 なんて言って笑っていたり、

 

 自分の意向に従わない保健師に向かって、部署のトップの人間(非医療職者)が

「馬鹿な保健師の癖に意見してくる……」

 なんて言っていたり、

 

 保健師の質も悪ければ、職場環境も物凄い悪いところでした(笑)

 

 結局、半年もしないうちに、すぐ辞めましたけどね(笑)

 退職する時も、特段引き留めとかもなく、その日のうちにさっさと辞められました。

 よっぽど煙たがられていたんでしょうね、私……。

 

 で、今日はそんな保健師の闇を書いていきます!

 

 まず、そんな私が勤めていた、ブラックな市町村の条件を挙げさせていきますね!

 

 

 ①年度途中に中途採用の募集がある

 ②一度にたくさんの人数の募集がある

 ③『第二新卒チャレンジ』などと銘打った中途採用の枠がある。

 ④一般的な教養試験とは違った形の採用試験の形式がある。

 

 

 はい。もう本当にこれに尽きますね……。 

 

 全ての条件が物語っているのが、結局

 

『辞める人が多いから、その分たくさん人を募集しよう』

 

 という背景ですよね……。

 

 しかも、③の『第二新卒チャレンジ』という枠も、結局、

 

「新卒で一から育てるの面倒だけど、かと言ってベテラン過ぎて自分達で制御できないのも困るから、社会人2~3年目で、従順な人を選ぼう」

 

 っていう魂胆が透けて見えます……。

 

 ①は、

「一年勤められない人が多いから、年度途中でも新しい人を採用しなければならない」

 ってことですし、②は、

「辞める人数が多いので、採用する人数も多くしなければならない」

 ってことですし。

 ④も、

「一般的な公務員の教養試験で合格出来ないような状態の人でも、なんとかして採用したい!」

 ってことですし……。

 

 ②は、政令指定都市など、人口が多い地域では採用人数が多いのですけれど、そうでない市町村がそういうことをしていたら要注意ですね……。

 というか、政令指定都市などの保健師って、基本激務で、母子なども介入が難しいケースが多いので、あんまり長く仕事が続かないんですって……。 

 

 私は病院勤務が嫌過ぎて、デスクワークがしたくて保健師になったのですが、上記の条件がそのまま当てはまる状態の職場に入職になり、本当に要らぬ苦労をしたと思いました。

 保健師になってしまえば、そのまま定年まで順調に勤められるかな……と期待していたのですが、甘かったですね……。

 私が入職する前にも、新人が入ってすぐに辞めてしまった、という前例があったらしいです。入った当初は何でかわからず、結局最後まで本当の理由はわからずじまいでしたが、今となってはなんとなくわかるような気がします……。

 

 私は一か所でしか保健師をしたことがないのですが、学生時代の友人で保健師になった友達や、大学の保健師の教授から話を聞いても、概ねこんな感じの市町村がブラックらしいので、保健師になりたい方は、参考にしてみてください。

 

 

 

看護師は技術屋です!

 こんにちは、青海波です!

 

 まぁ、内容が被ってしまっているのですが、テーマは表題の通りです。

 

 私は今は採血中心の仕事をしていますけれど、本当に技術屋ということを切に感じます。

 ベテランの先輩とお話をしていたのですが、やっぱり昔は技術中心で、人員もそこそこいたらしく、今ほど人が足りない状態ではなかったようでした。

 少なくとも、3交代が当たり前で、リリーフとかはなかったようです。

 今は3交代と言えばICUなどの超急性期ですが、2交代の方が時間が長くて疲れてしまうらしく、「昔と随分変わった」と言っていました。

 

 あと、学生の実習で、軟膏一つ塗るのにも指導者の許可が必要というところにとても驚いていました。

  私が学生の時は、実習中に患者さんからの要望で軟膏を塗るのも、車いすの介助(移乗ではなく、普通の移動介助。つまり車いすを後ろから押すだけ)でも、いちいち指導者の許可を取らないとダメでしたからね……。

 昔も病棟からは指導者が、学校からは教員が付いて学生を指導していたみたいですが、今のようにガチガチではなかったらしく、

「そんな実習で何が学べるの?」

と本気で驚いていましたね……。

 

 確かに、今の看護学校では、アセスメントがきちんと学べることはいいことだと思うのです。

 ただ、座学中心で、『傾聴』やら『コミュニケーション』やら重視されて技術を現場で学ぶ、というのは、物凄く非効率的だし、そもそも現場にそんな余裕なんて無いと思うんですよね……。

 

 要領の良い人や、昔からダンスとか運動とか、身体を動かしたり他人の動きを真似たりすることが得意な人であればそれでも覚えていけるのですが、私みたいにそういうことが苦手な人間は、現場でどんどん落ちこぼれていく一方です。

 

 しかも、ペーパーテストは良い結果なので、そういう部分に気付けない。国家試験通って、現場に行ってから気付くんですよ。

 

 いや、実習とか演習でも、「苦手だな~」とは思うのですが、「自分みたいな人も他にもいるだろうし、なんとかなるだろう!」と考えてしまうんですよね……。

 「たまたま周りの子が出来るだけ、私が標準なんだから!」みたいな感じで、悪い意味でいいように考えてしまうんです。

 

 ぶっちゃけ、勉強とか、それこそコミュニケーションなんかは、現場行ってからいくらでも出来ますけど、技術を現場で培うのは本当に難しいですよ。

 毎日処置の内容なんか変わりますし、覚えたい技術が毎日出来るとは限らない。

 覚えきれていない処置は先輩と一緒にやらなければならなくて、その度に、自分と同じように受け持ち患者が居て、多忙な先輩を呼び止めて、お願いして、見て貰わなくてはならない……、これ、本当に苦痛ですよ。

 頼むとあからさまに嫌な顔されるし、少し間違えただけで烈火のように怒られてしまう。確かに患者の身体に関わることですから、緊張感持ってやらなければいけないんですけど、「このレベルだと任せておけない」と判断されれば、残りの手技を全て先輩が行ってしまい、結局全然身に付かない……。

 自分でシュミレーションをするにも限界がありますよね。そりゃ、シュミレーションでは何もトラブルは起こりませんし、出来たような気になってしまいますから。

 

 しかも、覚えなきゃいけない技術は一つではないし、似たような手順もたくさんあるし、単科の病棟ならまだしも、複数の科を看ている病棟であれば、その分全然共通点の無い(ように思えてしまう)技術も一度にたくさん覚えていかなければならないんです。

 

 いやぁ、本当に地獄ですよね。

 

 「コミュニケーション」、「傾聴」が大切だと教えられてきて、その手の試験もクリアしてきて、いざ現場に入ったら、実は『技術力』を求められることが八割以上っていう、学校で習ったことと職場で求められているモノが完全に乖離している状態って……。

 

 もうね、現場が欲しい人材を看護学校側が供給出来ていないんですよね、これ。

 まだ学校附属の病院であれば理解はあるでしょうが、そうでないと理解もへったくれもなく、ただ「使えない新人」と扱われてしまいます。

 それに、学校附属であっても、結局「要領の良い新人」「出来る新人」はいますから、「同じ学年の〇〇は出来るのに、□□は全然出来ない……」なんてことが起こるんですよね……。

 

 看護学生の実習で色々なことに規制がかかったのは、患者の安全を守るためであり、患者の権利が尊重出来るように色々考えられた結果だとは思うのですが、結局、それが看護師の質を下げることに繋がり、離職率も下がらず、人手不足が蔓延し続け、患者も満足な医療が受けられない……みたいな悪循環に陥っているのは、物凄い皮肉ですよねぇ……。

 

 なので、私みたいに、技術が苦手で日々の業務も精一杯!みたいな看護師は、本当に採血や点滴、介助技術、という最低限の技術だけを覚えて、後はその技術だけ行っていれば大丈夫な現場に行く、みたいな感じで、一点集中型になるしか生存する手立てがないように思います……。

 『石の上にも三年』と言ったって、その過程で病んで精神崩壊なんてしてしまったら、本当、そっちの方が大変ですからね……。

 

今の仕事

 こんばんは、青海波です。

 

 仕事の不規則性に慣れず、本当に早起きが苦痛過ぎて苦痛過ぎて苦痛過ぎるのですが、幸い、今はなんとかなっています。

 

 最初、上司から、「最初のうちは厳しい人とは組ませないから」って言われて今に至るのですが、メンバーの中で一人だけ未だに組んでいない人がいるので、日々独り立ちへのカウントダウンの中、戦々恐々としていますよ~。

 

 今の仕事ねぇ……今の仕事なぁ……。

 

 採血は好きなんですけどね。

 ただ、以前、「老人ばかりのところで働く若者は無能」みたいな記事を見掛けてしまったものですから、私はこのままでいいのかと悩む日々です。

 自分の仕事もきちんと出来ていない奴が何言ってんのかって感じなんですが、今日、ちょっとショッキングな出来事があったものですから……。

 

 穿刺に失敗した方がいたんで、その時点でその場にいた先輩に助けを求めたのですが、なんと、ディスポ手袋を付けずに素手で対応していたんですよね。

 

 本当にびっくりですよ。普通するでしょ、手袋。素手とか不潔過ぎて、もう笑えないですよ。

 私なんて意見出来るわけもなく、助けてもらっている手前、見ているだけだったんですけど、正直目の前の事実を受け止めることで精一杯でしたね……。

 

 ものっすごいベテランの方なんですけど、前時代的過ぎて、恐ろしかったです……。

 自分なりに時代に合わせて情報をアップデートしていかないとダメなんですねきっと……。

 

 利用者さんが、私の代わりにクレーム入れて下さることを願うばかりです、切に。

 

 だから、「この職場にこのままいてもいいのかな?」とも思ってしまうわけですよ(強引なまとめ)。

 

 別に看護師として何かがしたいわけではなく、ただもうちょっと若い人と一緒に仕事がしたいし、こういう背筋凍るような想いをしたくないんです。

 

 さっさと独り立ちしたいですけどね~……。

 早く仕事覚えちゃえばフォローは外れますので……はぁ…。

採血が上手に出来る方法!これであなたも出来るかも!

 こんにちは!青海波です。

 少し間が空いてしまいましたが、生存しております。

 

 とりあえず、本業は採血屋なので、今回は看護師らしい記事をまともに書こうと思います。

 

 採血に対して自信のない方が、少しでも自信を持って頂けるように、青海波なりのポイントを書いていきたいと思います。

 

 

①迷わない!

 

 はい、これ一番大事です。

 とにかく、穿刺する血管に対して迷わないことがめちゃくちゃ大事です。

 迷っていると、80%の確率で手元が狂います(当社比)。

 「失敗したら、患者さんが可哀想」とか、そんなことは思わなくて大丈夫です。

 

 患者さんとか、「練習台」ぐらいに思って頂いて結構ですから(笑)

 

 初心者とか採血に苦手意識のある人はそのくらい気を楽にしないと逆に刺せないと思います。

 自分が痛い訳じゃないんですから、失敗したっていいんですよ(笑)

 失敗しても、誰かに変わってもらえばいいですし。

 

②血管探しは念入りに!

 

 で、①のような状態に自分を持って行くためには、より入念に血管探しを行う必要があります。

 太い血管を探すことはもちろん、血管をより浮き上がらせることも重要です。

 

 腕の向きを変えたり、肘枕の高さを調節したり。

 腕は心臓より下になるように設置し、真っ直ぐ張るようにするのが定石ですが、逆に腕を張り過ぎてしまっても、血管が張り過ぎてしまって上手く浮き出なくなることもあります。

 もし可能なら、肘枕はフェイスタオルなど、高さが調節しやすいもので代替するのもいいかもしれません。

 また、指先が冷えていたら、温めることも大切です。

 カイロとか、お湯で温めたタオルを握ってもらったりするだけでも随分違います。

 

 あと、血管選びは、まず正中を選ぶのが一般的ですが、内側だろうが正中だろうが外側だろうが、自分が見やすい、刺しやすいと思った血管が一番ですね。

 無理して正中を選ぶことは全くありません。

 刺せればいいんです。刺せて血液取れればそれでいいんです。 

 

 あ、でも、外側は見えやすくても血管が逃げやすいので、きちんと上から押さえて刺すことが大切ですけどね。

 

 迷わないためには、迷わないような状態を自分で作ることが大切ですし、焦らず時間をかけて整えていくことは何も悪いことではありません。

 それで他の人から何か言われても、誰も責任は取ってくれないので、マイペースを貫くことが大切です!

 

③刺す時は先っぽだけ!

 

 私は採血の練習を始めた当初、勘違いしていたことがあります。

 

 それは、

 

「刺すからには、針を奥まで入れ切らなければならない!」

 

 ということです。

 

 でも(案の定)、内出血が頻繁に起こり、失敗ばかりしてしまっていました。

 

 そこで先輩方からアドバイスされたのは、

 

「そんなに針を奥まで入れたら、血管が張り付いたり、血管を貫通してしまったりするから、針の先で血管に穴を開けるイメージでやってみて」

 

 ということでした。

 

 そして、それからは「奥まで針を入れ過ぎて失敗する」ということは無くなりました。

 

 そうなんですよね。血管なんて、ちょっと穴を開けさえすれば、すぐ血が出てくるんですよね(当たり前ですが)。

 なのに、そこを勘違いして、「針を奥まで入れなきゃ!」なんて思っていたのが間違いだったのでした。

 

 ……、まぁ、こんなことは私だけなのかもしれませんが、もし、針の入れ方で四苦八苦されている方がいらっしゃれば、ご参考までに、お願いします。 

 

 

 以上!これが、青海波流の『採血が上手に出来る方法!』でした!

 少しでも参考になれば幸いです。

 

 では、本日はこれにて。

 

   

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